外から見えない足のエイジング。
知らず知らずのうちに進行してしまいますが、どう変わっていくかを知ることで、
心構えができ、きちんと対策し、美しく健康的に年を重ねても、
自分の足で歩き続けることができるんです!
歯が痛くなった時は歯医者さんに行くように、欧米をはじめとした先進国には足専門のクリニックがあります。足の医学が最初に発達したのはドイツで、現在は足病専門医である「ポドローゲ」という国家資格があり、足全般の診療を行っています。
米国では、100年ほど前に一般の医師免許とは別に足病専門医の「ポダイアトリスト」という国家資格ができました。この他、英国、カナダ、オーストラリア、ニ ュ―ジランドなども足病が医学の独立した専門分野として確立しています。
つまり日本の足の医療は、100年遅れているといっても過言ではありません。文明開化以降に、人々が靴を履くようになり、まだ歴史が浅いことも影響しているのかもしれません。
日本では足に悩みを抱えていても、「病院に行くほどではないから」と軽視しがちですが、実は足は全身の健康につながる重要な土台、家に例えるなら基礎です。
「アーチ・エイジング」を知り、意識的にケアをすることが、足だけでなく体全体の体調管理にもつながります。