人も動物も果物も、全てをふくよかに描き続ける画家、フェルナンド・ボテロさん。『ボテロ展』に足を運ぶと、描かれたモチーフだけでなく、一つ一つの作品がとても大きいことに驚かされます。カラフルではちきれんばかりの姿に描かれた人物や静物は、ポジティブな印象を放つと同時に、風刺的なアイロニーも感じさせ、単純に「ふくよかでHappyで、ボディポジティブな絵画」というわけではないようです。
展覧会の解説によると、ボテロさんは1932年、南米コロンビアのメデジンに3人兄弟の次男として生まれ、幼少期に父が他界。子供の頃から絵が得意で、20歳の時に国民美術家サロンに出展して2等を受賞。その賞金でスペイン、パリ、イタリアとヨーロッパを巡り、特に初期ルネサンス絵画に魅了されて、熱心に研究した、と。
開催期間 | 2022年7月3日(日)まで |
会場 | Bunkamura ザ・ミュージアム 渋谷区道玄坂2‐24‐1 B1F |
観覧料金 | 一般1,800円 |
公式サイト | https://www.ntv.co.jp/botero2022/ |
開館時間 | 10:00〜18:00(⾦・土曜は21:00まで) ※⼊館は閉館の30分前まで。 ※会期中の全ての土日は[オンラインによる入館日時予約]が必要。 |
休館日 | 会期中無休 |
巡回展 | 名古屋市美術館(7月16日~9月25日)、 京都市京セラ美術館(10月8日~12月11日) |